2010年7月30日金曜日

マミヤプレス 二階建て

 しばらくの間、彫刻屋の私は写真の印画紙が最終的な作品となっていました。そのときの撮影に使っていたカメラをお見せしましょう。マミヤプレスの接眼レンズのなくなったものを安く買ってきて、距離計とファインダーを取り去り,逆さにして、アルミ板に三脚ネジ穴をタップでもんだものを下端にネジ止めしました。上端にはベルボンのクイックシューをネジ止めしました。



 みればお解りと思います。上の35ミリ一眼レフと下のマミヤプレスの6x9と同じ画角になるようにレンズを選択します。この写真の場合は上は35ミリで下は75ミリの焦点距離です。 上の一眼レフをファインダーと露出計として使い、保険としてシャッターをきっておきます。ワイドレンズの場合は、下のマミヤプレスのピントリングの目盛りに、上のカメラの目盛りをうつしてシャッターをきってもよいですが、多くの場合はピントグラスを使い、三脚のエレベーターをバララックスぶん上げ、焦点を合わせます。
 6x9のフィルム画像は、こころがけしだいでまだまだデジタルには負けませんが、こんどこのカメラを使うときは上にデジタル一眼レフが乗ることでしょう。